【IPDB13-連載⑥】感染症対策に関する特許技術動向（消毒・殺菌）(2022.12.21)

投稿日2022年12月21日

IPデータ集No.13のご紹介【IPDB13-連載⑥】をお届けします。
最終回となる今回の内容は、第2部より、感染症対策に関する特許技術動向（消毒・殺菌）について、解析した内容の一部抜粋となります。

前回の記事をご覧になっていない方は、「【IPDB13-連載⑤】感染症対策に関する特許技術動向（診断・検査）（2022.12.14）」もぜひご覧ください。

※IPデータ集にご興味のある方は、IPデータ集のページ（https://www.tectra.jp/ipdata/）をご覧ください。

◆◆◆ No.13 第2部より抜粋 ◆◆◆

＜目次＞
　第2部　知財に関するデータ分析 / IP Data Analysis
　　第2章　感染症対策に関する特許技術動向 / Current Patent Trends in Infectious Diseases
　　　第3節　消毒・殺菌 / Sterilization
　　　　背景 / Background
　　　　消毒・殺菌技術に関する特許出願動向 / Trends in Patent Applications Related to Sterilization

第2章　感染症対策に関する特許技術動向 / Current Patent Trends in Infectious Diseases

第3節　消毒・殺菌 / Sterilization

背景 / Background

新型コロナウイルスの感染拡大にともない、あらゆる場面で消毒・殺菌が求められている。本節では、消毒・殺菌技術に関する特許出願動向についてレポートする。

消毒・殺菌技術に関する特許出願動向 / Trends in Patent Applications Related to Sterilization

（1）特許出願件数の推移 / Annual Number of Patent Applications

上のグラフは、消毒・殺菌技術に関する特許出願件数の推移を示している。
出願件数と過去の感染症の流行時期との相関は見られていない。2000年が最も多く701件、その後2011年にかけて減少傾向をたどり、その後再び増えている。日本全体の特許出願件数が減少傾向にある中で、消毒・殺菌分野において増加しているのは特徴的である。なお、2020年に出願件数が増加しているのは、新型コロナウイルスの流行が影響していると推測される。
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◆同章より参考ページ◆